【三國志真戦】兵演春秋を読み解く|同盟が開幕前に決めておくこと

攻略百科

はじめに

三國志真戦の新シーズン「兵演春秋」が、9月12日に開幕します。公式が「初のグローバル独創シナリオ」と呼んでいるとおり、これまでとは配信の経路が異なるシナリオです。

従来の新シナリオは、中華版(戦略版)に最初に実装され、そこから東アジアの各エリアサーバーへ順にローカライズされていく流れでした。日本語版に届くのは最後になります。今回のグローバル独創シナリオは日本を含む東アジアの各エリアサーバーを対象としたもので、この順番を経ずに配信される形です。先行体験が二回に分けて実施されたのも、リリース前のテストという位置づけだったのではないでしょうか。

覇業システムは、特定の城を占領しているかどうかで決まります。現行シーズンの「時代の英雄」はポイント制でしたが、その前の「S23:討逆覇道」と「S22:定軍山の戦い」では城単位でした。今回はその系統に戻る形です。

配分と決算のタイミングはシナリオごとに違います。今回は最初の決算が中間決算よりかなり前、開幕から11日ほどで訪れると見込まれます。

この記事は公式の先行体験及び公開された資料をもとにしています。資料には「実際の内容はゲームに準じます」という注記があり、実装時に変わる可能性があります。最終更新:2026/09/09


マップと陣営の構造

兵演春秋では、東西2つの陣営が洛陽を中心としたマップで争います。

陣営出生州
東河北・山東・江東
西西涼・巴蜀・荊楚

出生州は6つ。両陣営が奪い合う資源州は、江夏・関中・襄陽・司隷の4つです。

覇業資格のある城が置かれているのはこの4州で、出生州には配分がありません。
逆に、領土保護があるのは出生州だけで、資源州にはありません。
出生州同士を結ぶ関所は全てレベル6で、同陣営内の関所は引き受けが可能です。


覇業資格は城で決まる

200枠の内訳

覇業資格は、資源州にある特定の城に割り当てられています。決算時点でその城を占領している同盟が、割り当てられた資格を獲得する仕組みです。

資源州城覇業資格
関中長安30
江夏宛県30
襄陽襄陽20
襄陽臨沮5
襄陽宜城5
襄陽丹水5
襄陽筑陽5
司隷洛陽40
司隷軍争要塞(6か所)各10・計60

合計200枠のうち、司隷が100枠を占めます。シーズンの決着は司隷でつく、という設計が数字に表れています。

ポイント制との違い

決算時点の保有状況で決まる点は、どちらの方式も同じです。差が出るのは、対象がどれだけ散らばっているかでしょう。

S25:時代の英雄のポイント制では、ポイントが多数の城に分散していました。正面から当たらず手薄な方向へ回り込むような戦い方も、十分に正攻法として成立しました。

城単位になると、資格を持つ城は数えるほどです。主戦線や進行ルートも限定されます。迂回して稼ぐ余地が小さいぶん、狙う城が重なれば正面から当たるしかない場面が増えるでしょう。

獲得の形式も違います。ポイント制は順位を競う相対評価でしたが、覇業資格は枠の絶対数。城を押さえれば、他の同盟の順位に関係なく手に入ります。


先行決算——襄陽エリアの40枠

決算の条件

襄陽の5城については、シーズンの早い段階で帰属が確定します。

任意の同盟が資源州:関中/江漢へ入るLv.7の関所を占領してから220時間後(9日4時間後)、襄陽・臨沮・宜城・丹水・筑陽の覇業資格の帰属が確定する

起点が「任意の同盟」である点に注意が要ります。自分の同盟が関所を取ったかどうかは関係なく、サーバー内のどこかの同盟が最初に関所を落とした瞬間からカウントが始まります。

開幕からいつ頃になるか

出生州から江夏・関中に入る関所は、サーバー開放から46時間は免戦状態です。最速で47時間ごろに落ちると仮定すると、先行決算は開幕から11日ほど。関所の攻略が進む速さによって前後します。

いずれにせよ中間決算よりかなり前で、全体の2割にあたる40枠が序盤のうちに決まります。

襄陽と周辺4城の関係

襄陽が20、臨沮・宜城・丹水・筑陽が各5で合計20。数字のうえでは、襄陽1城と周辺4城が同じ重みを持ちます。

ただし到達のしやすさは別の話です。周辺の城が襄陽より奥にあるなら、押さえるには襄陽を通過するか大きく迂回することになります。枠数だけを見て「小城のほうが手軽」と考えるのは危ういでしょう。

位置関係は先行体験後に地図で確認して、別の記事で取り上げます。


開幕からの時間割

関所の耐久値は時間で下がる

関所はサーバー開放後、防御状態に入ります。Lv.7関所の耐久値は20万から140万まで上昇し、開放12時間後から1時間ごとに2万ずつ減少。開放72時間で20万に戻ります。

免戦が解ける46時間の時点で、耐久値はまだ72万。ここで突っ込むには相応の戦力が要ります。

ただし、一番乗りにこだわる必要はありません。関所が占領されてから通行禁止が解けるまでに10時間あるため、資源州へ入れるのは早くても56時間後です。46時間すぐに落とした同盟も、そのあとに続いた同盟も、56時間までに準備が整っていれば資源州入りのタイミングは変わりません。

その10時間のあいだにも耐久値は下がり続けます。46時間で72万だったものが、56時間には52万。必要な兵器の数もその分だけ減ります。

先行決算の220時間も、最初に落とした同盟を起点にサーバー全体で共通です。急いで落とすことで得られるのは関所だけであって、覇業を得られるかはまた別の問題です。

スタダ内に落とすという選択肢

進軍の速さで差がつかないとしても、早く動く理由がまったくないわけではありません。初心者保護期間、いわゆるスタダ期間との兼ね合いです。

今回、スタダは48時間から50時間へ延びると公式に告知されています。開幕が土曜11時であることを踏まえると、時間割はこうなります。

経過時刻の目安内容
46時間月曜 9時ごろ免戦が解除。耐久値72万
49時間月曜 12時ごろスタダ中攻城に適した時間。耐久値66万
50時間月曜 13時スタダ終了。無償の付け替えはここまで
56時間月曜 19時ごろ攻城後の通行禁止解除で資源州へ入れる最速。耐久値52万

昼休みに攻城した場合でも、ロスタイムでなければスタダ時間内に終わります。

戦法ポイントを使い回す

スタダのあいだは戦法ポイントのリセットに費用がかかりません。ポイントを一つの手持ちとして考え、部隊のあいだで移し替えながら進められます。

  1. 駐城部隊の殲滅に向けて、スタダ編成の主力へポイントを振る
  2. 殲滅が終わったら金バックで自城へ戻し、主力のポイントをリセット
  3. 兵器へ振り直して攻城を開始
  4. 攻城が終わったら兵器のポイントをリセット
  5. スタダ編成を本命の編成へ切り替え、あらためてポイントを振り直す

払い戻しは城でしか行えないため、部隊の位置も込みで組み立てる形になります。この一連が13時までに収まっている必要があり、時間そのものより、段取りを事前に決めておけるかどうかが分かれ目になります。

負担も相応にあります。兵器に載せる兵数を揃える徴兵が重く、ここで詰まると攻城が間に合いません。一方で早い段階なら兵数の不足を戦法レベルで補えます。ポイントを兵器へ集中させられるためです。どちらを取っても片手落ちにはならない、という程度の一長一短でしょう。

直近2シーズン、48時間内の攻城を経験した実感としては、ごく一部の上位層を除けば準備が忙しいだけで、戦法ポイント周りの恩恵は薄いと感じました。スタダの終了を待って動くなら、その分のリソースを育成へ回せます。

サーバーの温度感で決める

前シーズンは、最新シーズンへ最初に入る9つのサーバーのうち、腕自慢の3つのサーバー(6陣営)が48時間内の攻城に動きました。残る6つはスタダの終了後に通常の進行です。

つまり、全体が同じ速度で走る前提は成り立ちません。マッチングの顔ぶれを見て、焦る必要がないと判断できるなら無理をしなくてよい場面のほうが多いはずです。

同盟としては、開幕直後に陣営内で認識を揃えておきたいところです。どの層に合わせて進行を組むかを決めないと、走り出した同盟と待った同盟の足並みがずれます。

免戦解除の連鎖

資源州の攻略スケジュールは、前の段階の占領を起点に順番に開いていきます。

  • 出生州→資源州の関所:サーバー開放46時間で免戦が解除(付属辺防の引き受け時間は24時間)
  • 通行禁止状態:関中/江漢に入る関所が占領されてから10時間後に解除
  • 襄陽に入る関所:関中/江漢に入る関所が占領されてから4日後の午前8時に免戦解除(付属辺防の引き受け時間は4時間)
  • 襄陽内の東渡船場/西渡船場/砦:襄陽に入る関所が占領されて1日後の午前8時に解除
  • 司隷に入る関所:関中/江漢に入る関所が占領されてから10日後の午前10時に免戦解除(付属辺防の引き受け時間は2時間)
  • 洛陽:司隷の関所が占領されてから8日後の午前10時に免戦解除

いずれも「誰かが前の段階を占領した時点」から数えられます。サーバーで最も早く動いた同盟のペースに、他のすべてが引きずられる構造です。


新システム・兵種改造(訓練場)

16種類の特殊兵種から4つを選んで改造し、効果を強化したり新しい効果に変換したりできます。公式が今シーズンの目玉として打ち出している新システムです。

個々の編制は本記事の範囲外ですが、同盟としてはメンバーがどの兵種を選んだかを把握しておく価値があります。極端な偏りや抜けがあると、対人戦に影響するためです。開幕直後に共有する場を作っておくとよさそうです。


狙う場所をどう決めるか

先行決算まで11日ほど。開幕前に整理しておけることがあります。

本命に据えるか、前哨戦と見るか

襄陽エリアへの到達そのものは難しくありません。辺防からのワープは今シーズンもあります。分かれ目になるのは部隊の育成速度でしょう。

先行決算の40枠を本命に据える組み立てもあれば、司隷の100枠を本命に置いて襄陽を前哨戦と割り切る組み立てもあります。後者なら、襄陽エリアでの消耗を抑えて育成を優先する判断になります。

先行決算のあとの扱い

覇業資格は決算時点の保有で決まり、そこで帰属が確定します。決算後に取り返されても、確定した資格は変わりません。保持に固執する必要はないわけです。

実際の運用としては、司隷が開いた段階で襄陽エリアに最小限を残し、戦力を司隷へ全投下する形になります。100枠の争奪戦が待っている以上、確定済みの城に人を割く意味は薄いためです。

とはいえ、よほど戦力差がなければみすみす手放す理由もありません。資源州としての資源産出がありますし、襄陽に食い込まれれば司隷へ続く関所を塞がれる恐れもあります。最小限を残すというのは、この2点を保持できる程度の人員は置いてもいい、ということです。

通行地点を誰が取るか

進行ルート上には、埠頭や関所のように一つの同盟しか通れない地点があります。ここをどこが押さえるかで、その先へ進める同盟が決まります。

配分を誤ると両側に問題が出ます。抱え込んだ同盟は防衛対象が増えすぎて手が回らなくなり、落とされれば陣営全体の進路が断たれます。通れない側は前線に出られず、戦力を遊ばせることになります。

相手に付け込まれる形もあります。突破力の弱い同盟が通行地点を取った場合、相手はあえて取り返しません。最低限の人数を置いて守るだけで、その戦線を塩漬けにできるからです。取り返せば別の同盟が入ってくる可能性がある以上、放置して手詰まりのまま固定するほうが得になります。

通行地点は「取れる同盟」ではなく「その先へ進める同盟」が取るもの。開幕前後の外交で早めに相談しておきたい点です。

政令の扱い

政令システムは、年時事件とともに実行と昇格が開放されます。政令を実行すると指令も開放され、各種のバフを得られる仕組みです。

同盟としては、プレイスタイルに合わせた政令を選択できるよう、事前の情報共有をしておきたいところです。対人を重視するのか、資源や育成に寄せるのか。方針を先に決めて、そこから推奨を出す順番になるでしょう。選択肢の詳細は実装後に確認して取り上げます。


まとめ

  • 開幕は9月12日。「初のグローバル独創シナリオ」
  • 覇業資格は城単位。決算時点で占領している同盟が獲得し、その後取り返されても確定は動かない
  • 司隷が開いたら襄陽エリアに最小限を残し、戦力は司隷へ回す
  • 総数200枠のうち、司隷が100枠を占める
  • 襄陽エリアの40枠は先行決算で確定。開幕から11日ほどが目安
  • 先行決算のカウントは「サーバー内の誰か」が関中/江漢へ入る関所を取った時点から始まる
  • 関所占領後も通行禁止が10時間続くため、資源州入りは最速で56時間後。その間に耐久値は20万下がる
  • スタダは50時間へ延長。46〜50時間の窓に合わせれば戦法ポイントを無償で移し替えながら攻城できるが、恩恵を受ける層は限られる
  • 前シーズン、48時間内の攻城に動いたのは新シーズンに最速で入った9サーバーのうち3つ。全体が同じ速度で走る前提は成り立たない
  • 襄陽1城と周辺4城は同じ枠数。ただし位置関係によって難易度は変わる
  • 資格を持つ城が限られるため、戦線と進行ルートも限定されやすい
  • 埠頭や関所など一同盟しか通れない地点は、「取れる同盟」ではなく「その先へ進める同盟」が取る

開幕前に決めておきたいのは、先行決算の40枠をどう位置づけるかです。本命に据えるのか、司隷への前哨戦と見るのか。ここが決まれば、開幕直後の育成方針も進軍のペースも自然に定まってきます。

スタダ内に攻城まで押し込むかどうかも、その延長にある判断です。段取りを組めるなら選択肢に入りますが、周りの速度を見て見送る判断も同じだけ真っ当でしょう。

次回は開幕後の序盤の動きを、実際の盤面を追いながらレポートします。


本記事は先行体験終了時点の公開情報にもとづいています。実装により内容が変わる場合があります。

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