はじめに
前回の記事では、龍争虎闘グローバル大会がどんな大会なのかを、これから参加する人向けにまとめました。
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今回はその裏側です。チームを立ち上げて人を集め、初戦を迎えるまでに何をしたのか。隊長として実際に手を動かした部分を含めて書きます。
事務部分の出欠をどう取ったか、決めたこと・決めなかったことは何かといった話が中心で、次回どこかのチームで隊長を引き受けるかもしれない方の、下準備の参考になれば幸いです。
軍団長は何をする人か
まず構造の確認です。1つのチームの登録枠は最大40人(出場30人・控え10人)で、チーム3つが集まって1つの軍団になります。満枠なら120人、出場枠は90人という規模です。
私はこのうち1チーム「KKドーナツ」の隊長で、あわせて軍団長も務めています。軍団は「ドーナツ月兎X」。花朝月夕さん、ジョイさん、KKドーナツの3チームで組んでいます。
役職名を聞くと軍団全体を仕切る立場のように見えますが、実際の運用・指揮は大方針だけ決めて各自のチームに任せています。ガチチームであれば細やかに全体で動きを決めますが、そうでない場合は元々別々のチームとして動いてきた集まりなので、各チームに委ねた方がスムーズです。
加入は申請を許可していく方式
メンバーの受け入れは、普段の小隊と同じく申請を許可していくスタイルです。ここは特別な操作を覚える必要がありませんでした。
ただし、この方式には前提がひとつあります。申請が来る段階で、相手がこのチームの性格を分かっていることです。分かっていない状態で申請が集まると、許可した後にすり合わせが発生します。特に今回は同盟を越境したチームなので、そこで手を打ったのが次の作業でした。
「どんなチームか」を先に書いておく
募集にあたって、チームの方針を先に明文化しました。実際に出したものがこちらです。

要点は5つです。
- 上位は目指していない
- 赤くなくてもOK
- 一回戦(7/31)は最低限参加できること
- 龍争初心者OK、Discord加入は必須(点呼と初期連絡がメイン)
- ブログ・動画配信OK
あわせて、人数が集まったら同じくガチではないチームと軍団を組む予定であることと、二回戦まで進んだ場合は自分が3日はチラインになることも先に書いておきました。隊長がフル参加できない日程を隠して集めても、後で困るのは全員です。
なぜ方針を先に出したか
龍争虎闘に参加しようとすると、選択肢が両極に寄りがちです。ガチのチームは編成審査などをクリアしないと入れません。かといって野良に入ると、無断欠席や指揮官不在が起きやすく、ゲーム体験としてつらいことがあります。
その間を埋める枠が要る、というのが今回の出発点でした。ガチではないけれど、指揮する人はいて、雰囲気を楽しんで参加賞までたどり着ける。そういうチームです。
方針を書いておくと、この考えに合う人だけが申請してきます。許可する側の判断がほぼ不要になりますし、入った後でお互いに「思っていたのと違う」が起きません。
龍争は普段のシーズンと並行して行われます。団長もメンバーも、お互いに調整の手間を減らすことが重要です。募集要項はそのための最初の一手でした。
どこから何人集まったか
集まったのは36人です。経路は5つに分かれました。
- 個人運営の情報DiscordやX
- 現在の所属同盟
- 以前の拠点同盟
- 交友のある同盟
- 同サーバーの敵陣営
それぞれ数人ずつで、現在の所属同盟が多めですがバラけています。敵味方どちらの立場でも関わったことがある人が多く含まれました。さらにそこから話が伝わって、新たに面識のない方も加わっています。
軸にしたのは、気軽に話せる関係を起点に広げることでした。ガチ軍団を目指していないので、部隊やグラフのチェックはしていません。
出欠と控えの管理
試合は21時開始で固定です。ここに対して出欠を取ります。
控えは試合ごとに変えられる
登録枠は出場30人まで・控えは0~10人ですが、この振り分けは試合ごとに変更できます。登録時に固定されるわけではないので、当日の出欠状況を見てから組み替えられます。
人数が足りないと、進行にも勝敗にも直接ひびきます。ですから、出られる人を優先に出すという前提で組みました。控え枠を戦力の序列で固定してしまうと、当日来られない人が出場枠に残ったまま試合が始まることになります。
グループ配置の評価には参戦率も入ってきますが、そちらは副次的な話です。まず人数が埋まらないと試合そのものに響きます。
Discordのbotで出欠を自動集計
出欠はDiscordのbot機能を使った出欠ツールで取りました。メンバーがDiscordに書き込むと、そのままスプレッドシートに反映される仕組みです。
正直に書くと、結成からここまでで一番時間を取られたのはこのbotの設定でした。 慣れていない作業なので、思ったところで動かず、動かない理由を調べるところから始まります。手作業で名前を拾って表に打ち込む方が、その日だけを見れば速かったはずです。
実際、ラウンド1の出欠は別の方法で先に取ってありました。botを本格的に使うのは8月3日と5日からになります。
それでも先に組んでおいたのは、この先の回数を考えたからです。今回の予選だけで3回戦、もしかしたら次回もあるかもしれません。毎回30人分を目視で集計する作業を、繰り返す気にはなれませんでした。
覚えてしまえば楽になります。次に隊長をやるときは、この部分の負担はほぼゼロになるはずです。
初参加の人に渡したもの
このチームは龍争虎闘の初心者を歓迎する方針です。予選のうちに覚えてもらう想定でいます。
そのため、初戦の前に大まかな流れを共有しました。準備時間の30分で何をして、開始後はどう動くのか、という順を追った説明です。
内容そのものは大会期間中なのでここには書きませんが、設計として意識したのは一点です。チーム内をA担当とB担当の二手に分け、それぞれに別の指示を出す形にしたうえで、初参加の人にも読んで分かる粒度で先に提示しておくこと。
全員が同じ動きをする前提だと、初参加の人は混乱します。最初から役割で切っておくと、自分の行に書いてあることだけ読めば済みます。
遷城は初回はフリーで
遷城は、初回は条件を満たした時点で早い者勝ちというルールにしました。担当と順番を割り当てておく手もありますが、こちらは手間を減らす一択です。
熟練したチームであれば、指示どおりに全員が同じタイミングで動けます。ですが誰にでもそれを求められるわけではありません。順番を決めずに流れへ任せた方が、結果は良くなります。割り当てと当日の調整にかかる時間も、まるごと不要になります。
決めないことを決めるのも、準備のうちだと思っています。
予選ラウンド1を終えて
7月31日、予選ラウンド1が終わりました。結果は無事勝利です。
この試合は、真戦YouTuberのなぎちゃんねるさんが15分ディレイで配信されていました。自分たちの試合を後から映像で見返せるのは、初参加のメンバーを含めて振り返りがしやすくなります。
▶ 配信アーカイブ:三国志真戦 龍争虎闘赤壁激戦ver3.0グローバル先行版配信 ※遅延15分
遷城を早い者勝ちにした結果
早い者勝ちのルールは、この試合では問題なく回りました。順番を割り当てなかったことで詰まる場面もありません。
ただし、格上と当たる展開を考えると足りない部分があります。艦隊状態です。城ごとに決められた遷城人数が埋まると、その城での戦闘に与ダメージ・被ダメージ3%のバフがつきます。
早い者勝ちで前に出るだけでは、この枠は埋まりきりません。誰がどこへ遷城するかを放っておくと、人数が散らばってバフの条件に届かない城が出てきます。順番は決めなくても、どの城を埋めきるかは決めておく必要がありそうです。
A・B担当は伝わったか
二手に分けた指示は、完全にとはいきませんでした。試合中に少し混乱が残っています。
とはいえ、一度やってみたことで全員が形をつかんだ感触はあります。次のラウンドでは同じ説明で回るはずです。文章で先に配っておくところまでは正しかったものの、初めての人にとっては、読んだだけで動けるようになるわけではないということでしょう。
準備でひとつ抜けていたもの
反省点として残ったのは指揮計略です。事前に予習しておけばよかったというのが率直なところで、ここは準備の抜けでした。
出欠の集計や役割の切り分けは試合前に手を打っていたのに、自分が試合中に使うものの確認が後回しになっていました。事務作業を整えることと、指揮する側の準備をすることは別物です。
まとめ
隊長の作業を振り返ると試合当日の采配以外では、大きかったのは募集要項とbotの設定でした。どちらも試合が始まる前に終わる作業で、狙いは同じです。普段のシーズンと並行して走る以上、団長もメンバーも調整の手間をどれだけ減らせるかにかかっています。
そのぶん、自分の指揮計略の予習が後回しになっていたのは反省点です。次に誰かが隊長を引き受けるなら、下の作業を先に片付けておくと後が楽になります。
- チームの方針を明確にしてから募集を出す
- 出席できる人を募集段階で偏りないように集めておく
- 出場・控えは戦力順で固定せず、当日の出欠で組み替える
- 全員に同じ動きを求めず、役割を切ってから説明する
- 全員が揃って動けない前提の部分は、順番を決めずに任せる(ただし艦隊状態を取りにいくなら、埋める城だけは決めておく)
- 事務作業だけでなく、試合中の指揮計略や商店も先に確認しておく
次回は第二ラウンドの参加レポートと計略などの運用についてです。実際に戦ってどうだったのかを掘り下げて書きます。
※本記事の内容は執筆時点の情報にもとづきます。公式資料には開発中の内容であり実際の仕様と異なる場合があるとの注記があるため、最新の情報は公式のお知らせをご確認ください。


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